
勤め先の近所に、珍しくご飯(白米)がおいしい定食屋ができてもう何度か通っている。今日はいよいよその店のカレーに挑戦することにした。僕はカレーには少しうるさい。うるさいというか、レトルト臭のするカレーを出す店が許せない。今日日コンビニのやつだって侮れない味だというのに、業務用だかなんなんだか、とりあえず定番だからカレー置いてありますと、バカでかい鍋からスパイシーさのかけらもない、あののっぺりしたルーが出てきたら、もうその店では二度とカレーは頼まない。
お米のおいしいその店のカレーはどうか。奮発してカツカレーにした。今朝カレーパンを食べたばかりだなと、注文してから気がつく。出てきたカレーを早速一口、ここが運命の分かれ道である。レトルトではないようだ。ないようだが、取り立てておいしいわけでもない。コクが足りないというか。何より、せっかくのおいしいお米が活きてこない。そういえば昔、新潟から新米をもらったとき、何故かその日の晩御飯をカレーにしてしまって、なんかもったいなかったねと家族みんなで顔を見合わせたのを思い出した(その後全員ルーをかけるのをやめて、お新香だけで白米をかきこんでいた)。
・・・などと、今日読み終わった 長嶋有の小説の真似をして書いてみる。
歯切れの良い文章は、読むとすぐに影響される。
そうして書くと、やっぱり物語を紡ぐ人たちというのはすごいものだなぁと感嘆させられる。
あと巻末の解説もうまいこと書きやがってとすっきりしつつもいつもちょっと興醒めになる。
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ジャージのふたりは今をトキメク堺雅人主演で映画化されてるよ!
シーナ&ロケッツのオッチャンが良い味出してるよ、二日目のカレーみたいな。
追伸・直木賞って正式名称「直木三十五賞」って云うんだよ!
文庫だとこれと「猛スピードで母は」しか読んでないから他のも探してる最中(「サイドカーに犬」はこれに入ってる)。
「ジャージの二人」の映画予告編みたけど、コレジャナイ感・・・。
映像にするにあたりコメディタッチにするほかないのかもしれないが。。
小説はあんまり映画化するもんじゃないね。
なんかこう、あの自分の手のひらに収まる無限の世界を大事にしたいというか。
あとどうしても、描写のリズムが違うから、映像にすると変な間だったり、そういうのがね、気になっちゃう。
Re:追伸
芥川賞もそのままだと作曲賞もさしちゃうから、芥川龍之介賞って云うんだぜ!
ちなみに作曲のほうは「芥川作曲賞」が正式名称で、芥川也寸志を記念したものなんだぜ!
あと芥川龍之介の作品は読んだことあっても、直木三十五のは読んだことないんだぜ!
直木三十五の本名は植村宗一で、植を分解して直木で、三十五は年齢が由来してるんだぜ!
オラ、そだっコト知らねかった・・・
高度情報化社会に絶望した!
適当かつ浅い知識でぇ~インテリぶれない、こんな世の中にッPOISON!
社会の仕組みが変わると、「面白い話」の中身も変わるんだろうねぇ。